メディアなどで盛んに報じられている「腸活」
健康に関するネタは誰しも興味があるし
頭の良い人の研究や努力によっていろいろな事がわかってきたようで。
「腸活」とか「菌活」とか、ただヨーグルト売っているメーカーの
宣伝文句を鵜呑みにして活用してもいいのですが、
その根拠となる事を少しお勉強してみました。
現在、2021年5月ですがコロナ禍真っ最中なわけで、
なんとなくですが、日本人が諸外国と比べて感染者や重症患者が少ない理由が
発酵食品を普段から食べているからではないかと思いました。
私の私見で、確固たる根拠はないです。
ただ、「腸活」によって感染症の防御になるデータは存在するので
あながち間違えではないと思います。
「腸活」とはすなわち乳酸菌の摂取
プロバイオティクスとバイオジェニクス
乳酸菌に期待される効果こうなるそうです。
- 生菌として腸内に留まり作用する効果(プロバイオティクス)
- 菌そのものの成分や代謝によってできるものが直接体に作用する効果(バイオジェニクス)
だそうです。
バイオジェニクスでつい昔見たアメリカのテレビドラマ「バイオニックジェミー」
を思い出してしまう。
面白かったなー、知らないひとは50~60歳位の人に聞いてください。
そんなことはさておき
「生きたまま腸に届くヨーグルト!」なんてうたい文句の商品見たことありますよね。
これが「プロバイオティクス」なのですね。
「プロバイオティクス」としての乳酸菌は私たち人間を宿主にして
宿主に有用な保健効果をもたらすようですね。
大雑把に寿命の延長とかです。
長寿は人間の永遠の望みですから。
一方、「バイオジェニクス」は生菌だけでなく死菌でも十分効果ありますよ
という定義なようで。
このよな研究を地道になさってる人々には本当に頭が下がりますね。
そんな偉い人々の努力を私たちは結果だけかいつまんで
学んで実践しましょう。
乳酸菌の主な生理機能
整腸作用
- 有害菌排除
- 腸内の正常化
- 便性の改善
- 栄養素の消化、吸収改善
感染防御
- 腸管感染症の抑制(病原性菌)
- 呼吸器系感染予防(インフルエンザ)
- ヘリコバクター、ピロリ菌感染予防
血圧降下
- 血管拡張
- 血圧上昇の抑制
免疫賦活
- 自然免疫の増強
- 獲得免疫の増強
免疫抑制
- 炎症性腸疾患改善
- アレルギー予防、症状改善(アトピー性皮膚炎、花粉症)
脂質代謝改善
- 血中脂質低下(コレステロール排出)
- 体脂肪の蓄積抑制
その他
- 歯周病の予防、改善
- 過敏性腸症候群の抑制
- 発がんの抑制
- ストレスの改善
このように「腸活」がいかに私たちにとって最強な武器かお分かりいただけたでしょうか。
特に私的に重要な効能は赤色アンダーラインを引かせていただきました。
「呼吸器系感染予防」(インフルエンザ)
これが言いたいがために今回この記事をかきました。
コロナウイルス、すなわちインフルエンザウイルスですからね。
病気にかかりにくい体にするための食生活を普段から心がけたいものです。
きん助キッチンはなれでは積極的に乳酸菌バリバリの
発酵食品をどんどん推奨していきます。
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