ある日の休日

独り言

私の場合、毎日持ち歩く鞄は肩から「たすき掛け」にするタイプの物と決めている。
なぜかというと、置き忘れる事を最小限に抑えられるからである。
最小限と付け加えたのは、それでも忘れる事があるからで、
実際、忘れたことは何度かある。
だいたいが行きつけの飲食店だったり行きつけの麻雀店だったりなので
事なきを得ている。
毎日身に着ける物なので見た目とかも重要なのですが、
それよりも使いやすさやフイット感のほうが私にとっては重要なのです。

大きさとか素材とか重さ、この辺りが私的なこだわりの部分で
有名ブランドのロゴが入っているとか柄がブランド品を誇張するとかは
全く関係ない。むしろ避けます。
何に興味を示すかは十人十色ですね。

もう10年前くらいに使っていた鞄がありました。
使い心地が良くて気に入っていましたが、
雨の日も構わずバイクで仕入れに行くときなどに使っていたので
そのうちにボロボロになって違う物に替えてしまった。

その後、旅行先で皮製品の物を購入して使ったり、
友達が使用していた良さそうな物をネットで購入したりで
それなりに過ごしていました。

しかしながら、昔使っていた快適な鞄の事が忘れられず、
と言うよりも、むしろ失ってみて違う鞄を試みて始めて
以前の良さがわかったような気がしていました。

緊急事態宣言の最中ではあるが、1人で電車に乗ってマスク、消毒、検温などを
怠ることがなければ問題なかろうと。いざ浅草へ行ってきた。

以前の店舗が移転していて少々戸惑いながらも
目的地の「犬印鞄製作所」につきました。

この店は本当にお気に入りのお店で、見ているとみんな欲しくなってしまいます。
浪費癖の悪魔を押さえつけてお目当ての1品とおまけで1品購入しました。

おまけの1品は帰宅後すぐ女房に取られました。

今度は大事に使おう。

失ってみてわかる有難みは経験済みである。
今あるのは、当たり前ではなく、あることに感謝しなくてはなるまい。

鞄だけでなく、いろんなことに通じることだなーなどと思いにふけながら
寄り道しないで家路についた。




コメント

タイトルとURLをコピーしました